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高杉晋作の師・吉田松陰先生の大和魂を日本初公開!!

高杉晋作の師・吉田松陰先生の大和魂を日本初公開!!(予約制・期間無期限・無料

松野平介裔 藤原矩方(吉田松陰)筆

ある夜「新葉和歌集」を開き読んでいて、宗良親王の歌に接し、胸に迫り来るものがあった。

しかし身分も異なり、私ごときものの企てはとても及ぶ事はなく。

為道も為義も、思えば何と純情であったことか。

人の命などというものは、捨てるだけの価値もないつまらぬものかもしれぬ。

だが家も身も滅ぶならば、滅ぶがよいと、ただひたすらに、この敷島の大和の国(日本国)の為に、心を砕いたのだ。

松野平介裔 藤原矩方

 

高杉晋作が恋人「おうの」に贈ったとみられる茶碗も合わせて日本初公開中!!

令和5年(2023)4月28日(金) 地元の情報新聞「スポット山陰」の一面で紹介されました。

高杉晋作~激動の恋~

高杉晋作

萩焼専門店発祥の地 三輪清雅堂では、高杉晋作が恋人「おうの」に贈ったとみられる茶碗を日本初公開いたします!! (予約制・期間無期限・無料

東行「当てにした客はまだ来じ郭公(ホトトギス

高杉晋作直筆書画(古筆学研究の第一人者 故・小松茂美先生鑑定

晋作は、自分の帰りを待つ「おうの」の事を想い筆を執ったのだろう。

「来ると約束した客はまだ来ない」と川柳一句を添え、芸者風の女性の後ろ姿や杯がユニークに描かれている。

この書画には下記の写真と同様の馬上杯形茶碗が描かれている。

古はぎ焼 馬上用(馬上杯形)茶碗

箱書には高麗左衛門作 銘「まつむし」 竹屋題簽(たけやだいせんとある。

高麗左衛門とは松下村塾と交流のあったとされる坂窯と考えられ、銘「まつむし」とは「おうの」を指していると思われる。

晩年、竹の絵ばかり書いて過ごした部屋を竹を意味する「緑筠堂(りょくいんどう」と名付け、さらに「些々(ささ)」という号も名乗っている晋作は、次第に悪化していく体調から竹の生命力に魅了されて茶杓を作った。その際に「竹屋」と名乗ったのではないか。

晋作が「おうの」に贈ったとされる、この自作の茶杓 銘「梅処(ばいしょ」は現在も東行記念館に伝わっている。

(松虫)、竹(竹屋)、梅(梅処)を表すこの三点(書画・茶碗・茶杓)の史料には長寿を願う晋作の心情が窺える。

「おうの」は晋作の死後、尼になり「梅処尼」と名乗った。

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萩焼専門店発祥の地 三輪清雅堂 三輪正知

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